2016年9月27日火曜日

クロスジギンヤンマ♀の特徴的な個体。

今年の5月17日にクロスジギンヤンマの♀が羽化しました。腹部に特徴が見られます。腹部側面上側の斑紋は粒状で二つが離れてついています。色も青みがかっていて、所謂「♂同色型♀」の可能性がありそうです。腹部全体もクロギンの典型的な♀(2枚の写真の下の写真)に比べると細い感じがします。さらに特徴的なのは腹部第3節の下側(一番上の→)がはっきりと青い事です。それに続く腹節の側面下側の斑紋も青白い色をしています。



次に典型的なクロスジギンヤンマの♀の腹部です(下写真)。 上下とも→部分に注目してご覧ください。こちらは腹部が全体的に太く、側面上側の斑紋も二つがつながり気味です。色も黄色っぽく見えます。腹部第3節下側も最初の♀個体よりも黄色い部分が目立ちますね。側面下側の斑紋も形・色ともに違いが見られます。

2016年9月18日日曜日

シオカラトンボ-南伊豆町にて

「写真のトンボは何というトンボですか?」というお便りをいただきました。


上の写真のトンボはシオカラトンボの♂です。下写真のトンボがシオカラトンボ♀です。

 シオカラトンボの♀は「ムギワラトンボ」と呼ばれることが多いです。

♂と♀ではどこが違うか?分かるかな?