2015年9月30日水曜日

クロスジギンヤンマ・ヤゴ あかむしを食べる様子の図



冷凍のあかむしを解凍したものをピンセットでつまんでヤゴの眼の前で生きているように揺らすと、このように頭の下に折りたたまれた「下唇(かしん)」を伸ばして捕え、顎に持って行って食べます。

2015年9月13日日曜日

ギャラリー 2 Anax属2種(ギンヤンマ・クロスジギンヤンマ)幼虫の成長過程4段階の比較図。

ギンヤンマ属の2種、ギンヤンマとクロスジギンヤンマのヤゴを中齢2期・亜終齢・終齢の各段階で描き並べてみました。 翅芽(しが―背中の小さな翅)がだんだん大きくなっていく様子に注意して見て下さい。



2種の終齢幼虫の横向き全形図。


ギンヤンマ


Anax parthenope julius











クロスジギンヤンマ
Anax nigrofasciatus nigrofasciatus

2015年9月10日木曜日

ヤゴと間違えやすい水生昆虫2 カワゲラ幼虫

カゲロウ幼虫のような腹節両側の鰓はありません。(脚の付け根に見える毛束のようなものが鰓です) それ以外の見分けポイントはカゲロウ幼虫と同じです。

2015年9月4日金曜日

ヤゴと間違えやすい水生昆虫 1

  カゲロウ類の幼虫―ウスバカゲロウやクサカゲロウなどは「アミメカゲロウ目」といい、全く違うグループです。
ヤゴとの違いは 1) 触角が長い 2) 翅芽の付き方が反対(ヤゴの翅芽は背中寄りのから外側に向かう) 3) 各腹節の両側に一対の鰓がある 4)尾端に3本の尾(ヤゴには尾鰓があるものもあるも、尾は無い)