2020年3月2日月曜日

ギンヤンマ幼虫とクロスジギンヤンマ幼虫の見分け方-Gracile79号から。







訂正とお詫び  5枚目の左下2番目の図「クロスジギンヤンマ幼虫腹部側棘の長さと基部の幅」が5Bとなっておりました(正しくは6B)。以降右側は「7」となります。訂正とお詫び申し上げます。

2 件のコメント:

  1. 素晴らしい考察に、ただただ感嘆致しました。
    私が幼少からヤンマが大好きだったので、神奈川西部を中心に、息子と毎年ヤンマの観察に出掛けております。息子に至っては毎年自由研究がヤンマ絡みです。

    我が家では、昨年はギンヤンマ、今年度はクロスジギンヤンマ・ギンヤンマ・マルタンorオオルリボシのヤゴを飼育していますので、Yacchanさんの記事をすべて拝見させて頂き、観察と分類の参考とさせていただきました。

    よく観察しないと見落とすような詳しい特徴を学ばせて頂き、昨年まで曖昧だった分類が、少し見比べることが出来るようになりました。特にギンヤンマ属の頭部の様々な特徴と形状の違い、側棘の様子等、何度も実際のヤゴと見比べ、形状の違い、性質の違いを理解することが出来るようになりました。

    昨日未明、無事にクロスジギンヤンマのヤゴが羽化しました。

    これからの投稿も楽しみにしております。

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  2. 度々失礼します。
    上のコメントをした者です。

    実は、マルタンヤンマ(或いはマダラ)のヤゴが4連続で羽化失敗になってしまいました。何れも定位後、背中が割れたまま上半身が出てこないという、ほぼ同じ形態で失敗しています(屋外で1匹、屋内で3匹)。

    ギン、クロギンはうまく羽化しているので、原因がよく分かりません。

    ①エサはアカ虫
    ②水槽には水草あり
    ③水槽の広さは普通の虫かごの大きさに対してヤゴ4匹程度の密度
    ④羽化できる枝も数本ある。羽化スペースもある。

    上記以外にマルタンのヤゴを羽化させる上で、何か特別な環境があるのでしょうか?すべて同じ形態で失敗しているので、何とか羽化させたいと思っています。

    不勉強で申し訳ありません。
    ご教示頂けましたら幸いです。

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