ヤゴ探しに必要な道具
バケツ(採集したヤゴを入れる) ・ 魚や水生昆虫用の網 ・ 中型~小型の容器(タッパーなど)を数個-ヤゴの大きさや種類で分けるため
観察記録を作る
- 採集日時 天気 水辺の環境-(例) 「明るい池」や「木陰の多い池」など、池の感じ
- どのような種類のヤゴが何頭いたのか?
- ヤゴは水辺のどのような場所-(例) 「水草の多い場所」・「落ち葉のつもった場所」・「泥をすくったら、その中にいた」 など
- 同じ種類のヤゴの大きさ-「同じ位の大きさのヤゴばかり」か?「大小バラバラ」か?
採集したヤゴを持ちかえる場合
- ヤゴは1種類につき1頭~2頭程度にしましょう。
- あまり小さいものは持ち帰らないようにしましょう。持ち帰るヤゴの大きさは( ヤンマ科では3㎝以上 ・ トンボ科では2㎝以上 ・ イトトンボ類では1.5㎝以上)
ヤゴの持ち帰り方
ヤゴは水生昆虫で「えら」で水中の酸素を取り入れて呼吸しています。でも魚とは違い水をたっぷり入れなくても大丈夫です。例えば容器に池にある水草や濡れた落ち葉や枯れ草を入れ、ヤゴを入れて、その上にまた枯れ草や落ち葉・水草などをかぶせて、ヤゴの体が乾かないようにして持ち帰りましょう。ティッシュペーパーなどで代用するのもよいです。あと、ヤゴとは別に、採集場所の水をペットボトルなどに入れて持ち帰るのも良い方法です。何故かというと、お家での水道水は塩素・カルキなどが含まれている場合があり、そのままでは「ヤゴの水」として使用することができません。水道水は一日ほど、バケツに汲み置きする必要があります。また汲み置きした水でも、水道水は「無生物の水」で、採集場所の水とは基本的に違ういます。そのため、採集場所の水が役にたつのです。飼育するときは、混ぜてつかうのもよいでしょう。また、落ち葉や枯れ草なども捨てずに使うことをお勧めします。水の「栄養度」を上げることの他にヤゴの「隠れ家」にもなります。
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