夏休み自由研究のための特別授業
-身近なヤゴを探してみようー
ギンヤンマとクロスジギンヤンマ
夏休みの自由研究としてヤゴを探してみませんか?
ヤゴの中には身近かな場所ー学校のビオトープや公園やお寺・神社の池などーにも住んでいます。
その中でもとくに見つけやすく・飼育しやすく・かっこいいヤゴが
ギンヤンマとクロスジギンヤンマのヤゴです。
ギンヤンマ・ヤゴ クロスジギンヤンマ・ヤゴ
体長 4・5-5.5㎝ 体長 4.5-5.0㎝
ギンヤンマ・クロスジギンヤンマ 両方とも トンボの仲間(トンボ目)のなかでも「ヤンマ科」というグループに含まれます。
トンボ(成虫)とは異なり、ヤゴ(幼虫)はそれぞれのグループによって姿形がはっきり違います。ヤンマ科のヤゴはその他と較べると、
トンボ(成虫)とは異なり、ヤゴ(幼虫)はそれぞれのグループによって姿形がはっきり違います。ヤンマ科のヤゴはその他と較べると、
「大型(3センチ前後~5センチ前後で体が長く、目(複眼)が大きい」
という特徴があります。
その他にもビオトープや人工的に造られた池に多いグループとして、
この仲間のヤゴは腹端(ふくたん―お尻の先のこと)に3枚の「えら」がついているのがとくちょうです。ヤンマ科やトンボ科などのヤゴの「えら」はお腹の中にあるので、外側からは見えません。イトトンボるい の「えら」は、ちょっとしたことですぐ取れてしまいますが、だからといって死んでしまうわけではありません。「えら」の「つけ根」はちゃんと残っていて、そこで呼吸をしているからです。
いっしょに見つかる他のグループ(科)のヤゴと較べてみよう。
ちがいがわかったかな?
上から順に トンボ科 アカネ属(アカトンボ)・シオカラトンボ・ショウジョウトンボ・オオシオカラトンボ・ウスバキトンボ・コシアキトンボの幼虫(ヤゴ)です。
この中で、アカネ属は夏休みの時期は成虫(トンボ)になっているので、ヤゴはみつかりません。
その他にもビオトープや人工的に造られた池に多いグループとして、
イトトンボの仲間 があります。
左 クロイトトンボの仲間 右 アオモンイトトンボ(アジアイトトンボの仲間)
この仲間のヤゴは腹端(ふくたん―お尻の先のこと)に3枚の「えら」がついているのがとくちょうです。ヤンマ科やトンボ科などのヤゴの「えら」はお腹の中にあるので、外側からは見えません。イトトンボるい の「えら」は、ちょっとしたことですぐ取れてしまいますが、だからといって死んでしまうわけではありません。「えら」の「つけ根」はちゃんと残っていて、そこで呼吸をしているからです。
0 件のコメント:
コメントを投稿